自然体、ありのままに。

いたって平凡、将来に悩む、30手前。

差別をなくしたい

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この世界から差別をなくしたい。

 

そう思ったのは、海外勤務で米国のニューヨークに居たとき、

街を歩いていると、明らかにアジア人を差別する言葉を聞きました。

 

もちろん、私に向かってです。

 

特別怒りは覚えませんでした。

何せ初めての経験、今まで考えもしなかった出来事でしたので。

 

ただ、驚きはしました。

 

「本当にあるんだ」そんな感じです。

 

以後も滅多にないですが、

それでも一定の頻度でそういう機会に出くわしました。

 

 

私が差別に対して

強い関心を抱くようになったのはそれからです。

 

米国は多様性の象徴

 

そう思って、ワクワクしていましたが、

それは半分本当で、半分は嘘です。嘘というか幻想です。

 

紐解いてみれば、人種・人権問題は

米国の歴史そのものと言ってもいいくらい

結びつきの強いものでした。

 

「全員が全員ではない」

 

というのがこの話の結論ですが、

 

その通り、差別など考えない善良な人もいます。

というか、そういう人が殆どです。

 

しかし、一部の人は、

白人至上主義を掲げ、他人種を軽蔑します。

 

さらには覇権国ならではの、

米国至上主義というのも存在します。

 

そしてそれに影響を受けた人が染まり、

 

その輪は、悪い形で広がっていきます。

 

 

そうして、迎えた2016年の大統領選挙

 

米国の"分断"はもはや

手のつけようのないところまで広がり、

 

それに気付けなかったヒラリー・クリントン氏は敗れました。

 

 

私は現在、日本で仕事をしていますが、

 

米国の友人と連絡を取る際などは、

「相変わらずだよ」という悲しい近況を耳にします。

 

コロナ禍でアジア人差別は加速し、

黒人差別も依然として根強くあります。

 

 

「肌の色が違うだけ」

 

もう、答えは出ています。

たったそれだけ、他の細かな部分で違いはあるかも知れませんが、

大きな違いとしてはそれだけ。

 

目があって、鼻があって、口があって、脳と心臓があって...

 

皆、同じ人間です。

 

悲しいことがあれば、泣くし

嬉しいことがあれば、時に我を忘れて喜びます。

 

皆、同じ人間なんですよ。

 

なのに、たったそれだけで、

もちろん色んな歴史的背景があるとは思いますが、

たったそれだけのことで、悲しみが生まれ、争い合うという現実があります。

 

そしてこれは遠い異国の話ではなく、

 

実際に日本でもあります。

 

人種差別、貧富の格差、男女差別など…

米国と比べたら出会う機会が少ないかも知れませんが、

そういったものが存在するのは事実です。

 

特に貧富の格差に関しては、

これから確実に表に出てくる問題だと思います。

 

それはやがて分断を生み、

お互いを理解することを忘れたとき、差別や衝突へと繋がります。

 

 

大事なのは、自分と違う立場の人間を知ることです。

 

想像力を使う必要はありません。

 

検索すればいくらでも出てきます。

 

1ミリでも、知っていれば

理解が変わります、表面以外のことも見えてきます。

 

そして、行動に移していく。

 

そうすれば、少しずつ未来を変えられます。

 

少しの理解が、世界を変えるんです。

 

そうした行動をまずは自分が率先してとっていきたいです。

 

 

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